寒天は、脂肪分は全くなく、ビタミンもありません。
わずかにあるタンパク質もエネルギーにはなりません。
ノーカロリー食品ということで改めて感心が集まっています。
太る要素はほとんどないのに、カルシウムが豊富で鉄分も含まれているのが海藻です。
つややかな肌、しっとりした髪、爪、そして生き生きとした瞳に欠かせない成分がたっぷりです。
寒天には食物繊維も多く含まれています。腸に負担をかけずにそのまま体を通過してしまう、その時に寒天の食物繊維が老廃物をさそって一緒に体外に出してしまうので腸をきれいにする効果もあり、健康食品としてもメリットありです。
寒天は断食後の仕上げにも利用されてきましたが、便秘追放にも一役かってくれる食品です。
空腹を我慢するストレスなしにダイエットができるという点でも理想の美容食といえるでしょう。
寒天はこうやってできる
寒天を作るには、てんぐさやオゴノリなど、
原草の品種と品質を勘案して、
水漬けして柔らかくしてから、洗浄器にかけて
土砂や貝殻などを取り除き、少量の酸を加えて煮ます。
煮溶けた寒天液をろ過してから
諸蓋(もろぶた)という流し箱に入れて凝固し、
「ところてん」にします。
これを一定の寸法に切断して屋外に運び、厳冬の夜間、
寒気にさらして2、3夜で完全に凍結させ、
冬の弱い日差しで融解、乾燥させてから寒天にするのです。
この融解の過程を急激にすると形状にも糊歩留りも低下して
品質の悪いものになってしまうため、
順調な天候の場合であっても二週間は必要だとされています。
こうして仕上がった寒天は、結束され、
品質検査を経て出荷されていくのです。
まさに天然のフリーズドライ製法ですね。
原草の品種と品質を勘案して、
水漬けして柔らかくしてから、洗浄器にかけて
土砂や貝殻などを取り除き、少量の酸を加えて煮ます。
煮溶けた寒天液をろ過してから
諸蓋(もろぶた)という流し箱に入れて凝固し、
「ところてん」にします。
これを一定の寸法に切断して屋外に運び、厳冬の夜間、
寒気にさらして2、3夜で完全に凍結させ、
冬の弱い日差しで融解、乾燥させてから寒天にするのです。
この融解の過程を急激にすると形状にも糊歩留りも低下して
品質の悪いものになってしまうため、
順調な天候の場合であっても二週間は必要だとされています。
こうして仕上がった寒天は、結束され、
品質検査を経て出荷されていくのです。
まさに天然のフリーズドライ製法ですね。
寒天の歴史
寒天は日本で発生した、まさに日本独特の食品です。
寒天のもとになる「ところてん」は奈良時代から知られていて、
聖武天皇が国分寺へ頒布する経文の写経生に
「ところてん」を支給したという記録が
正倉院御物の中に残っているほど・・・。
江戸時代、冬、京都伏見の旅宿で薩摩藩の一行が
食べ残した「てんぐさ」の料理をそのまま屋外に出しておいたら、
翌朝すっかり凍結していたのに、
日中になると溶けて乾燥する・・・。
不思議に思った宿主人が数日後に煮直して冷ましたところ、
以前よりももっと透明な「ところてん」ができた。
隠元和尚という高僧がこの宿に泊まってこれを食べ、
「仏家の食用として清浄無垢、これにまさるものなし」と
褒めちぎり、寒中に製造をすることから
「寒天」と名付けたと伝えられています。
諏訪地方の冬は夜間の気温が零下2〜3℃から7〜8℃が普通です。
しかも昼間は晴朗な天気が続いて日照時間はきわめて短く、
雪や雨の量も少なく、地下水に不純物の含有が少ないなど、
寒天製造に必要な条件が揃っているのが
今日の寒天製造の隆盛をみた理由といえるでしょう。
寒天は日本のオリジナル食品ですが、
原料のてんぐさやオゴノリはいまや半分ほどは輸入に頼っています。
てんぐさは韓国、中国、東南アジア、スペイン、
モロッコ、ポルトガル、メキシコ、南アフリカなどでとれ、
オゴノリは主にチリ、次いでフィリピン、
南アフリカ、ブラジルと続きます。
角寒天
棒寒天ともいう。
厳寒の太陽のもとで凍結乾燥させた状態のもの。
四角い棒状になっている。
1本は約8gで粉寒天4gと同じ程度の凝固力がある。
調理する前に30分以上水につけてやわらかくする必要がある。
主産地は長野県。
てんぐさとオゴノリを混ぜて作られる製品がほどんど。
<使い方>
1.たっぷりの水につけ、15分から30分くらいふやかす。
2.充分にふやかした寒天はふきんなどに包み、よくしぼって水気をきる。
3.細かくちぎって鍋に入れ、寒天1本に対して水(料理によってはだし汁など)2.5カップを加える。
4.中火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、自然に煮溶かす。
細寒天
糸寒天ともいう。
細寒天24〜26本で約8g、角寒天1本分の分量になる。
煮溶かして一度固まったものは離水しにくいため、伝統的に和菓子に使用されている。
水につけてやわらかくしたものをそのまま食べた場合も歯ごたえがよいのが特徴。
一般に、細寒天はてんぐさが100%。
<使い方>
1.さっと洗ってごみを取る。
2.たっぷりの水につけてもどす。夏は15分、冬は30分くらい。
3.やわらかくしたら、よくしぼってそのまま料理に使う。角寒天同様、煮溶かしても使う。
粉寒天
粉末状の寒天。
最も手軽に使いやすいタイプ。
数gから数kgの色々なサイズの製品がある。
<使い方>
4gが角寒天1本分に相当する。
そのまま飲み物や煮物に入れる。
使いやすさが大きなメリット。
粉寒天はオゴノリを工業的に化学処理して作られている。
品質が安定している。
その他
寒天ラーメンやゼリーなど、
もう製品としてできあがっている物や、
コーヒー味やオレンジ味の付いてる物もある。
健康食品などとしてたくさんの製品が出回っている。
手軽に寒天が摂れるようサプリメントになった物もある。
こちらも各種販売されている。
毎日の食事に寒天を
普段の食事に取り入れれば、毎日摂取できますね。
<ご飯に>
ご飯を炊くときに少し加えて炊くと、
つやつやしたご飯が炊き上がります。
口当たりもよく、腐敗を防ぎます。
<サラダに>
糸寒天を水でよくもどし、そのままサラダに。
<汁物に>
シチューやカレーなどに加えるとまろやかに仕上がり
さらに食物繊維も摂取できます。
<コーヒーや紅茶に>
コーヒー・紅茶にティースプーン1杯を入れると、
おいしく食物繊維も一緒にお飲みいただけます。
<デザートに>
ジュースやシロップに寒天を溶かして、
それを製氷皿に入れて固めて食べると、大きさや形が手ごろで、
いろいろな色が楽しめて、手軽なデザートとしてもおすすめです。
<ご飯に>
ご飯を炊くときに少し加えて炊くと、
つやつやしたご飯が炊き上がります。
口当たりもよく、腐敗を防ぎます。
<サラダに>
糸寒天を水でよくもどし、そのままサラダに。
<汁物に>
シチューやカレーなどに加えるとまろやかに仕上がり
さらに食物繊維も摂取できます。
<コーヒーや紅茶に>
コーヒー・紅茶にティースプーン1杯を入れると、
おいしく食物繊維も一緒にお飲みいただけます。
<デザートに>
ジュースやシロップに寒天を溶かして、
それを製氷皿に入れて固めて食べると、大きさや形が手ごろで、
いろいろな色が楽しめて、手軽なデザートとしてもおすすめです。
アボカドとえびの冷製
◆材料◆
寒天・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
固形スープのも素・・・・・・・・2個
アボカド・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
レモン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
えび・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中4尾
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
粒こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
パセリ、セロリの葉・・・・・・・・各適宜
塩、こしょう、サラダ油・・・・・各少々
◆作り方◆
1.寒天は水でふやかしておきます。
2.アボカドは縦に二つに切って種と皮をとり、くし型に切ります。
3.レモンは、薄切りを4枚用意し、残りは搾ってアボカドにまぶします。
4.えびは背わたをとり、酒と塩少々で炒りつけ、さめてから殻をむきます。
5.ふやかした寒天はよくしぼり、分量の水にちぎって入れ、煮溶かします。
6.固形スープの素を加えて完全に溶かして漉し、塩とこしょうで調味します。
7.サラダ油を塗った器に、レモン、えび、アボカドと粒こしょうを入れ、ややさめた寒天液をそそぎます。
8.冷やして固め、固まったら皿に返し、パセリとセロリの葉を飾ります。
ゆで卵と貝割れのアスピックゼリー
◆材料◆
寒天・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4個
固形スープの素・・・・・・・・・・・・・・・1個
サラダ菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4〜8枚
貝割菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2把
プチトマト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4個
パセリ、塩、こしょう・・・・・・・・・・・・各少々
◆作り方◆
1.寒天は水でふやかしておきます。
2.卵はゆで、殻をむきます。
3.ふやかした寒天は分量の水で煮溶かし、固形スープの素を入れて溶かします。
4.漉してから塩、こしょうをし、冷やして固めます。
5.固まったら、水を打ちながら包丁で細かく刻みます。
6.皿にサラダ菜を敷き、ゆで卵を二つ割りにして盛り、貝割菜を乗せます。
7.上から5の寒天をかけ、まわりにも置きます。
8.パセリのみじん切りをふって、プチトマトを添えます。